つかずはなれず。

この春から小学一年生となった我が娘。

保育園時代、幼児のころからくらべてずいぶんとおしゃべりが達者になったものだ。

背も伸びて身体ががっしりしてきた。油断してるときに寄りかかられるとバランスを崩しておっと、となる。本当に、大きく育ってくれたね。

ひとりで学校に通える!と、足早にかけていくこの子を見ていると、ここから少しずつ、やがて大人に向かってどんどん成長していくのだな、と感じる。

ただ愛おしく、護り、まるで自分の身体の一部のように錯覚するほど大切な我が子が、やがて手を離れていく。その時がくることはわかっていたから、今を大切にしようと幼い時期を目一杯愛情を注いできたつもり。

完璧にはほど遠いのだろうけど、やれることはやったし、仲良く楽しく、過ごせたと思う。この余韻はもうしばらく続くよね。

やがて、反抗期は来るのかな?パパ嫌い!なんて言われる日が来るのかな?

楽観はしないけど、過度な悲観をするつもりもない。

良い家族でありつづける努力をしよう。

小説/映画「ペンギン・ハイウェイの感想

森見登美彦さんの小説と、それを原作とするアニメ映画です。小説を先に読み、おもしろかったので映画も鑑賞しました。

小学4年生のアオヤマくんが遭遇するペンギンの謎、歯科医院のお姉さんへの憧憬。そして空中に浮かぶ謎の存在「海」。SF作品の文脈として認識されることもあるようですが、私にはどちらかというとファンタジー且つ、子供たちの内側にある物語の世界観が味わえる作品だなと感じました。

主人公・小学4年生のアオヤマくんの、背伸びをしつつ、わからないことに向き合い、知りたいと願い、正面から向き合う姿勢がいい。理不尽を乗り越えようとする意志が尊い。
父親目線で全力で応援したくなるような愛おしさが感じられます。

大人びていても、まだ大人でない。変わっていくこと、変わらずにいられないことがわかっていて、変わるなら自分で決めた・見つけた何かになりたい。そんな風にアオヤマくんは思っているんじゃなかろうか?

私なりの解釈ですが、そんな思いを持っている子がいたら、力を貸したくなるよね。

作中にお父さんが出てきますが、アオヤマくんがひらめきを得たり、成長に寄与したり随所で光る存在で、これも実によかったです。

余計なお世話はいらない、最低限の導きができる知的な親でありたいものですな。

子供の頃の気持ち、親視点での気持ち、両方が刺激されるよい物語でした。

リンク

小説『ペンギン・ハイウェイ』映画化、原作者・森見登美彦にインタビュー”少年時代の妄想を共有したい” – ファッションプレス